歯を白くする方法として手軽に始められるのが、ホワイトニンググッズを使った方法です。
一般的に思い浮かぶのは、ホワイトニング歯磨き粉が多いでしょうか。しかし、実際にホワイトニング効果があるのか疑問に思う方も多いでしょう。
この記事を読めば、ホワイトニンググッズの種類と効果について知ることができます。医療ホワイトニングとの比較も載せていますので、ぜひ参考にしてください。
市販のホワイトニンググッズの種類
まずは、市販されているホワイトニンググッズにはどのような種類があるのかを整理していきます。歯磨き粉やシート、ジェル、LEDライト付きアイテムなど、それぞれ期待できる効果や使い方、即効性・手軽さに違いがあります。
特徴を理解せずに選んでしまうと、思ったような白さを実感できなかったり、無駄な出費につながることも少なくありません。ここでは代表的な市販ホワイトニンググッズの特徴を押さえ、自分に合った選び方のヒントを解説していきます。
ホワイトニング歯磨き粉
市販のホワイトニンググッズとして最もポピュラーでイメージしやすいのが「ホワイトニング歯磨き粉」です。ステイン(着色汚れ)を浮かせて削り落とす成分が含まれ、ブラッシングするだけで一定の効果が期待できます。
ドラッグストアで購入できるものもあれば、歯科医院でホワイトニング効果に特化した歯磨き粉を購入することも可能です。詳しい成分や効果については後述しますが、リーズナブルで続けやすいため、口内ケアも含めておすすめです。
マウスウォッシュタイプ
口内ケアのために使用する「マウスウォッシュ」にも、ホワイトニング効果が期待できます。商品にもよりますが、ステイン(着色汚れ)を洗い流すことと、着色を予防するという2つのホワイトニング効果が期待できるでしょう。
本来の白さを取り戻したい方は、ステイン(着色汚れ)を落とすことに特化した商品がおすすめです。逆に、白い歯を維持したい方は予防効果に特化した商品をおすすめします。商品の中には、どちらの機能も搭載されているものもありますよ。
マウスウォッシュのタイプ
もしマウスウォッシュでホワイトニングをする場合、自分の目的に合ったものを選ぶ必要があります。マウスウォッシュにも2つのタイプがあり、それぞれ以下のような方におすすめです。
・洗口液タイプ
一定量の液体を口内に入れ、すすぐだけで汚れを落とすタイプです。マウスウォッシュと聞いて多くの方が思い浮かべるのは、この洗口液タイプでしょう。歯磨き後の磨き残し対策としての効果が高く、ブラッシングが必要ないため気軽に行えます。
・液体歯磨きタイプ
通常の歯磨きと同様に、ブラッシングするタイプです。口内の隅々まで成分が行きわたるため口内ケアとしての効果も高く、しっかりと表面の汚れを落とすことができますので、本来の白さを取り戻したい方はこちらの方がおすすめです。
ホワイトニングペン
ホワイトニングペンとは、ペン型のケア商品のことです。
ホワイトニングペンには汚れを落とす成分が含まれており、歯の表面にある汚れを化学的に落とすことができます。バッグなどに入れて持ち運びしやすく、ちょっとしたスキマ時間でも塗ることができるなど手軽さはピカイチです。
汚れを落とす成分は入っていますが、日本の法律上、歯を白くする成分は含まれていません。
LEDライトキット
ホワイトニング剤を塗布した歯にLEDライトを当てることで、光触媒と呼ばれる化学反応を起こすことができます。この反応が起こると汚れが分解されますので、ブラッシングすることで汚れを落とすことができるのです。
歯科医院で実施されるオフィスホワイトニングも同じ流れですが、濃度や光の強さはオフィスホワイトニングの方が強いです。その代わり、医療行為のため通院する必要があります。
自宅で気軽にできるというのが、LEDライトキットの強みと言えるでしょう。
市販のホワイトニングって効果はあるの?
ここからは、市販のホワイトニンググッズに関する「性能面・効果」について解説していきます。グッズによって効果は異なりますが、今回は最もポピュラーなホワイトニング歯磨き粉に焦点を当てて解説していきましょう。
着色や黄ばみを落とす効果は期待できる
ホワイトニング歯磨き粉は、歯の表面のステイン(着色汚れ)やタバコのヤニを落とし、白さを取り戻すのに役立ちます。ただし、効果は表面のみに限定されます。
黄ばみの原因が、加齢であるものだった場合、ホワイトニング歯磨き粉で歯を白くするのは難しいということになります。
歯そのものを白くする効果は市販品にはない
ホワイトニング歯磨き粉でも歯の表面にある汚れや黄ばみ自体を落とすことはできます。しかし、根本的に歯を白くする効果はありません。本来の白さを取り戻すためには、歯の内側から色素の漂白をしないといけないからです。
歯の内側から漂白するためには、「過酸化水素」や「過酸化尿素」が含まれているホワイトニング剤を使う必要がありますが、これらの成分は歯科医師免許を取得した方しか処方・取り扱いができません。

日本では法律で市販品のホワイトニンググッズに漂白成分を配合してはいけないと決められています。
そのため、本来の白さを取り戻したい方は歯科医院で行う「ホームホワイトニング」がおすすめです。2週間~1ヶ月ほどで白さを取り戻し、半年~1年ほど維持することができます。
ホームホワイトニングについては『ホームホワイトニングのメリット・デメリットや効果・耐久性について』にて解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。
市販のホワイトニングと歯科医院のホワイトニングの違い
本格的にホワイトニングしたい場合は、歯科医院で行える医療ホワイトニングがおすすめです。実際、市販のホワイトニングとどのような違いがあるのか見ていきましょう。
| 項目 | 医療ホワイトニング | 市販のホワイトニング |
|---|---|---|
| 治療場所 | 歯科医院、または自宅 | 自宅 |
| 施術者 | 歯科医師、または歯科衛生士 | 自分で行う |
| 使用する薬剤(成分) | ・高濃度の過酸化水素 ・高濃度の過酸化尿素など |
・ポリリン酸ナトリウム ・ポリエチレングリコールなど |
| 効果 | 表面の汚れ+歯の内部の色素を漂白 | 表面の汚れのみ除去 |
| 費用目安 | 2万~5万円 | 2,000~5,000円 |
最も大きな違いは、「医療行為の有無」です。医療ホワイトニングの場合、使用する薬剤は歯科医師や歯科衛生士など、国家資格取得者しか取り扱うことができません。一方、市販のホワイトニングは市販で買えることからも分かる通り、誰でも取り扱うことができる成分しか含まれていません。
そのため、ホワイトニング効果に関しては大きな差があります。歯の表面だけでなく内側からも白くできる医療ホワイトニングに対して、市販だと表面の汚れを落とす程度です。本来の白さを取り戻すだけでなく、それ以上に白くできるのも医療ホワイトニングのみと言えるでしょう。
費用面に関しては市販の方がリーズナブルです。歯磨き粉やマウスウォッシュであれば1,000~2,000円ほどで購入できます。LEDライトキットはやや高価ですが、医療ホワイトニングと比べると費用は半分ほどです。
市販か歯科医院のホワイトニング、どちらを選べばいい?
最後に、「結局自分はどっちを選ぶべきなんだ?」と疑問に感じている方に向けて、おすすめのホワイトニング施術を紹介します。
市販のホワイトニングがおすすめの人
- 軽度の着色汚れを落としたい人
- 費用を抑えたい人
- 虫歯や歯周病がない人
- 歯医者さんが苦手な人
- 通院せずに手軽にケアしたい人
市販のホワイトニンググッズは、とにかく低コストな費用で行えるという点です。ホワイトニング歯磨き粉だけで進めていく場合、1ヶ月あたり1,000円~2,000円くらいです。意識して磨くことで、虫歯や歯周病のリスク回避もできるため一石二鳥とも言えるでしょう。
家にいながらホワイトニングできるというのも大きな強みです。近くにホワイトニングを提供している歯科医院があれば良いですが、電車を乗り継いで行くのは面倒ですよね。夏や冬でも外に出る必要はありませんし、手軽さという面でも医療ホワイトニングより優れています。
もし市販のホワイトニンググッズで進めたい場合は、「ホワイトニング歯磨き粉」をおすすめします。ドラッグストアであれば基本的に売っていますし、種類も豊富なので自分の目的に合ったものを選びやすいです。費用もそこまでかかりません。
歯科医院でのホワイトニングがおすすめの人
- 歯を根本から白くしたい人
- 安心してホワイトニングを進めたい方
- 特別なイベントに間に合わせたい人
- 自分でのホワイトニングはめんどくさい人・苦手な人
- トータル的に口内環境を改善したい人
歯科医院のホワイトニング最大の強みは、「ホワイトニング効果が高く、すぐにでも白さを実感できる」という点です。高濃度なホワイトニング剤を使えるだけでなく、国家資格を持った歯科医師や歯科衛生士の施術を受けられるため安全性や安心感もあります。
医療ホワイトニングにおいて、自分でやることは日々の口内ケアのみです。ホワイトニングした歯にステインが付着しないように、こまめに歯磨きすればとくに問題ありません。ホワイトニングを始めるには虫歯や歯周病を治療しないといけないため、副次的に口内環境を改善することもできます。
医療ホワイトニングにも複数の種類があり、それぞれメリット・デメリットがあります。医療ホワイトニングについては、『ホワイトニングの値段の相場は?種類別の費用感や効果の違いを解説』で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。
