インタビュー

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INTERVIEW

院長

歯科医師の職業を選択されたきっかけは何でしょうか?

一番のきっかけは、「自分の歯が悪かったこと」です。
当時は親の仕上げ磨きや歯のメンテナンスなどの考え方は無かったかので、よく虫歯になって歯医者に通っていました。

院長

その当時の歯医者のイメージは「痛い、怖い」でした。
これは皆さんも同じかと思います。歯医者に行く日はいつも憂鬱な気持ちでした。

このような人間がなぜ歯科医師を目指すようになったのか……
ある出来事がきっかけです。

中学校の修学旅行へ行く2日前の夜中、歯に激痛を感じて眠れない夜を過ごしました。痛みが強いのと、修学旅行へ行けないかもという不安の中、翌日いつもの歯科医院へ行きました。

先生の見解はやはり「虫歯」でした。
その時は、治療が嫌だというよりは、早くこの激痛から解放されたいという思いで治療を待ってました。先生がいつも通り麻酔を打ってくれたのですが、麻酔を打った途端、今までの歯の激痛が嘘のようになくなっていきました。この瞬間、『麻酔はすごい!!歯医者はすごい!!』これが当時感じた、正直な思いです。

それまでは、痛くなる前に治療をしていたので、「歯医者=治療中に痛みを与える人」と認識していましたが、この経験から「歯医者=普段の自然な状態に戻してくれる人」と変わり、そのようなことができる人に強い憧れを感じたことが、この道を志した大きな理由です。 

この仕事で、やりがいを感じる瞬間はどのような時でしょうか?

なによりも、当院に来院いただいた方が治療をすることで「日々の生活を不自由なく送れるようになり」、そして、歯の大切さを理解いただき、「定期的に歯医者に通っていただけるようになった時」です。

多くの方が、虫歯になることはしょうがないこと、歳をとれば歯が抜け入れ歯になってしまうものと考えられています。これは誤った認識です。

しっかりお口のケアをすれば虫歯や歯周病にもなりませんし、歯が抜けてしまうこともありません。

そして、お口の健康を害してしまうと(歯を失うなど)、皆様が想像されるよりも日々の生活にこれまでになかった制限が生じます。また、悪い状態をそのままにしていると、他の健康な歯も連鎖的に悪くなってしまうことが多くあります。

このようにならないよう、患者さんに知識や対策をお伝えし続けることも私たちの仕事ですが、ガン等の病気と異なり、歯の病気は直接命に関わる病気ではないので、患者さん自身も「言っていることは分かるが今すぐにやることではない」とし、歯を悪くしてしまう日々の習慣をなかなか変えてもらえないことが多いのです。

お口は全身の健康の入り口」です。
ここが悪くなってしまうと、胃や腸への負担を増加さ、それが他の臓器までに波及してしまいます。お口の健康を維持できて初めて全身の健康を保つことができるのです。

このことをもっと多くの方にお伝えしたい。
当院では、患者さんにご理解いただけるまで、何度でも何度でもこのことをお伝えします。

カウンセリング

すべては患者さんの健康維持のために。

この仕事をしていて、ターニングポイントはありましたか?

私が勤務医時代だった頃の恩師との出会いです。
医療人として、人として素晴らしい方でした。

この方から学んだこと。
それは、患者さんの10年後~20年後の状態を考え抜いた対応をすること。

院長対談

この考えは、今の私の「根本」になっています。

例えば、虫歯治療をする場合、悪くなった部分を削って詰めるのが一般的な処置になります。しかし、これだけでは、その場限りの治療になってしまい、またいずれ再発してしまうかもしれません。

10年後~20年後を考えた処置とは、「再発させない処置」とも言えます。
虫歯になった場合、「なぜ虫歯になってしまったのか」から考えることが大切です。
日々の生活習慣が原因なのか、悪い歯並びがブラッシングしにくくしているのか、過去の治療に問題があったのか等。これを考えずに行う治療はすべて場当たり的な治療で再発する可能性が高まります。

患者さんは歯の専門家ではないので、最終的にはドクターの判断に任せざるえません。
つまり、患者さんの歯の健康はすべて歯科医師の判断にかかってきます。

「歯を大切にしたい、生涯お口の健康を維持して欲しい」

この想いで、私たちは患者さんにご提案いたします。

最後にメッセージをお願いします。

お口の健康は豊かな人生の近道です。
歯科医院は「行きたくない所No.1」、そして「歯が痛くなった時に行く場所」というイメージがあるかもしれませんが、現在は違ってきております。

歯医者は、あなたの健康を守り、そしてさらに健康へと向かう場所です。

当院は、来院者とのコミュニケーションを重要視しながら、最善の治療を提供しております。安心してご受診ください。

技工士

どのような想いで日々仕事に向き合っていますか?

私がこの仕事に携わる上で大切にしていることが2つあります。

1つは「人間愛」。
これはもともと私自身が大切にしていることでもあるのですが、医療に携わる人間にとってとても大切なことだと思っています。

私たちは日々「歯」を作っています。
これは一般的には「もの」と認識されますが、私は「臓器」と認識しています。

なぜならば、患者さんのお口に歯が入ることで1つの臓器の役割を果たすためです。
そのため、ただ失った歯の穴埋めをするのではなく、もともとの美しさ、そして噛む・喋るという機能性をも回復させる必要があります。

単に「もの」を作っていてはこれらを回復させることは到底できません。
なぜなら、「もの」は「もの」でしかなく、命の通った臓器にはなりえないからです。

歯を臓器にさせるためには、常にその先にいる患者さんのことを想っていなければなりません。つまり「愛」です。

愛があれば、「噛み心地はどうだろうか」「歯を入れる前はこの部分が嫌だったろう」「他の歯としっかり調和するだろうか」「歯の形・色は年齢、職業に合っているものだろうか」「この歯を入れることでどんな笑顔を見せてくれるだろうか」などを考えます。

このイメージがいかに深いところまで鮮明にできるかが、「もの」と「臓器」の分かれ目になります。

私が大切にしている2つ目は「本物を創造」するという強い想い。

本物とは、神が作った歯と遜色なく、かつ、他の健康な歯の機能を阻害しないもの。
よくできた偽物では意味がありません。本物か偽物かのどちらかです。
歯に命を吹き込む。この思いで日々私は取り組んでいます。

理想の技工物を作るために心掛けていることは?

良いものを作るためには一定の期間が必要です。
当たり前のことですが、短期間で作製すれば、短期間なりのものが出来上がります。
長期間かければ必ずしも良いものが出来上がるわけではありませんが、時間をかけてミクロン単位までこだわることで本物が出来上がります。

分かりやすい一例をお伝えすると、作業工程の1つとして「研磨」というものがあります。
歯の凸凹をなくし、つるつるにすることで歯垢がつきにくくするための工程です。
私は、1つの基準として10ミクロン以下まで表面を研磨します。一般的に行われている研磨と1桁レベルが異なります。この単位はバクテリアのサイズと同じになりますので、もちろん、歯垢等が付着することができませんし、凸凹がなくなることで、噛み合う歯も傷つけることもありません。

減菌

また特殊な滅菌も行っています。
この工程は仕上げで行うのですが、滅菌効果の他、副次的効果として合着力(人工歯と天然歯が吸着する力)がアップします。合着力がアップすることで、人工歯と天然歯との間に隙間ができなくなるため、虫歯になる可能性が大幅に減少します。

下の画像は滅菌前と後の比較の画像です。
滅菌前は水滴が物質からはじかれていますが、プラズマ滅菌後は水滴が物質とよく馴染んでいます。この水滴は接着剤を意味しており、滅菌することにより接着材が格段に物質と馴染み、歯としっかり合着されます。

  • 減菌前
  • 減菌後

この部分は患者さんには分からない部分ですが、たとえ患者さんに伝わらなくとも、見えない部分まで徹底的にこだわる。これがプロなのではないでしょうか。

私は、数十年後に「この歯、昔と変わらず、美しさと機能性を保ち続けている」と、患者さんが「ふと」感じてもらえれば、それだけで幸せです。

最後に読者へメッセージをお願いします

患者さんは治療中はもちろん、治療後でも治療したお口をしっかり確認することはできません。確認できたとしても治療の良し悪しを医学的見地で判断することはできません。つまり、常に目隠しされていることと同じです。

そのような患者さんに対して私たちができること。
それは、1つ1つ、心を込めることだけです。

村岡様

入れ歯製作をする上でのこだわりをお聞かせください

製作工程でのこだわりはたくさんありますが、簡潔に分かりやすくお伝えすると、精神的なものになっています。私が大切にしていることは、「知識・知恵を入れ歯に注ぎ込むとともに魂も込める」ことです。

少し仰々しくなってしまいますが、これが私の本心です。

入れ歯の一番大切な役割は「しっかり食べ物を咀嚼できること」です。
これができない入れ歯で悩まれている方は沢山いらっしゃいます。

なぜそのような入れ歯が出来てしまうのでしょうか?
色々な理由があると思いますが、これまでの私の経験上「作り手が魂を込めているか否か」に大きな理由があると思っています。

魂を込めるということは「入れ歯を入れた患者さんにどうなって欲しいかをイメージしながら入れ歯を作るということ」です。私は「笑顔を取り戻して欲しい」「食事の楽しみを思い出して欲しい」「家族で楽しく食事ができる喜びを感じて欲しい」という想い・願いを入れ歯に込めています。

技工士

このような想いで入れ歯を作ると、製作している入れ歯があたかも自分の口に入っているような感覚になります。例えば、「今のままだと、少しズレが生じてしまうのでこの部分をもっと調整しよう」、「噛むとこの部分が少し痛くなる可能性があるので調整しよう」などです。

これまで多くの患者さんの入れ歯を製作してきましたが、満足していただいているのはこのような想いがあるからだと私は考えます。

仕事をする上で大切にしていることはありますか?

諦めず、考え続けること。

入れ歯は、毎回、完全オーダーメイドです。
患者さんのお口の状態はそれぞれなので当然です。

そのため、毎回、「初めてのケース」であり、毎回、「真剣勝負」です。
諦めず、常に考え続けなければなりません。

これが「大変」と感じられる方もいますが、私はそのようには感じません。
なぜなら、もっと大変なのが患者さんであり、「私たちが脳に汗をかくまで考え抜かなければ誰が患者さんを救うことができるのか」と考えるからです。

また、プロとは、そのような人達のことを言うのではないでしょうか。

入れ歯に悩まれている方へメッセージをお願いします

握手

合わない入れ歯を使用し続けると、入れ歯を支えている健康な歯がダメになることがあります。また、顎の骨が減ってしまい一層入れ歯が合わなくなってしまうこともあります。

当院では、患者さんの入れ歯に対しての悩みに真摯に対応いたします。
そしてそのお悩みを改善するために、本気で取り組みます。

ご安心してご来院ください。

個別相談

当院では、患者さんが抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。
どんなことでも構いませんので、私たちにお話ししていただけたらと思います。
ご興味がある方は下記からお問い合わせください。

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診療時間
午前:09:00 ~ 13:00---
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