ここが嬉しい!! 虫歯治療の3つのポイント


虫歯になってしまうと、多くの方は言いようのない不安にかられると思います。その原因はおそらく、虫歯治療で「痛い」思いをするからではないでしょうか?
確かに、従来までは虫歯治療に痛みはつきものでした。
しかし、現在は歯科医療も進歩し、限りなく痛みを抑えた治療が可能になりました。
本章では、当院が実施している可能な限り痛くない治療のための「4つのステップ」を具体的にご紹介します。
麻酔を注射する部位にあらかじめ、麻酔液を塗布します。
これにより、注射時のあの「ブスッ」とした不快感を最大限無くすことができます。
太い針で刺されたら当然痛いですよね?
そのため当院では、現在販売されている中で最も細い針を使用しています。
極細の針を使用することで、注射時の痛みを最小限に抑えています。
注射時の痛みの原因は、針の太さくらいだと思われがちですが、実は、それだけではないのです。麻酔液の注入スピードも、痛みの大きな原因なのです。
と言うのも、人間の手で注射を行うと、どうしても注入スピードにムラが出てしまいます。そのため、余計な圧力がかかった際に細胞が急激に膨張し痛みの原因になってしまいます。
しかし、安心してください。
当院では、この問題を解決するために開発された「電動麻酔注射」を活用し注射を行います。
「電動麻酔注射」のコンピューター制御により、痛みを抑えた理想的なスピードで注入することができます。
歯を削るときの「キュイーン」という音や振動は、患者さんにとって不快感や痛みの大きな原因となりますよね。
当院では歯を削る際「5倍速コントラアングル」を使用しています。「5倍速コントラアングル」は、一般的なコントラアングルと比べ5倍速で回転します。そのため、削る際の不快な音や痛みを伴う振動を最小限に抑えることができます。
みなさん「MI」という言葉をご存知ですか?
MIとはMinimal Interventionの略で、直訳すると「最小の侵襲」という意味になります。
簡単に言うと、歯をできるだけ抜かず、削らずに治療を行うというという考え方です。
今や世界的に潮流となっているこのMIという考え方を当院ではコンセプトとしています。
ではなぜ当院がMIをコンセプトとしているのかと言いますと、MIをしっかりと実施することで「歯の寿命が延びる」からです。
一般的に虫歯治療では、虫歯に侵された部分を削って、また虫歯になったらさらに大きく歯を削るという作業を繰り返し行いますが、実は、歯は削れば削るほどもろくなり、抜歯への一途をたどります。そのため、歯を抜歯のリスクから守るためには、可能な限り「削らない」「抜かない」治療を行うことが必須となります。
当院長は、このMIを目的とした「電子顕微鏡レベルでの虫歯研究・解析」を行い、歯学博士号を取得したMIのスペシャリストです。
本章では、MIのスペシャリストである院長が整えた、優れた機器や投薬治療などのMI治療体制の一部をご紹介します。
歯を削る量を最小限に抑えるためには、治療部位がしっかりと見えていなければいけません。
一般的に虫歯治療では、肉眼で見える範囲での治療を行いますが、当院では「マイクロスコープ」という視野を数十倍に拡大させる歯科用顕微鏡を活用し治療を行っています。
下の画像は、肉眼での視野と、マイクロスコープ使用時の視野との比較です。
肉眼で行うよりも、精密な治療が可能になるというのが分かると思います。
う蝕検知液とは、虫歯に感染している部分のみを赤く染めてくれる検知液の事です。
一般的な虫歯治療では、虫歯に感染した部位を歯科医師の経験と勘で削り取っているため、虫歯の削り残し、または健康な歯まで削り取ってしまうというケースが多く見受けられます。
そのため当院では、このような問題を解決してくれる「う蝕検知液」を利用し治療を行っています。
この検知液を利用することで、虫歯に感染した部分を視認することができるため、しっかりと感染部位を取り除けるだけでなく、健康な歯まで削り取る心配もなくなりました。
歯を削る際に使用するドリルにも大きいものから小さいものまであります。
当院ではMIという考え方から生まれた極小のドリル「MIバー」を使用し、削る歯の量を最小限に抑えています。
また、ドリルだけで全てを済ませることなく、健康な歯に近い箇所は「スプーンエキスカベーター」という道具を利用し、手の力で感染箇所を取り除いています。
この工程を行うことで、通常よりも少し時間はかかってしまいますが、「健康な歯を可能な限り残す」という当院のこだわりとご理解いただければと思います。
通常であれば、虫歯を除去して、歯の中の神経が見えてしまった場所は、神経を取り除く処置を行いますが、当院では、「MTAセメント」という神経組織再生に効果のある薬を用いて、可能な限り神経を残す努力をしています。
この治療法は症状や虫歯菌の感染部位の状態等により、対応できないケースもありますので、まずはご相談ください。
他院で治療を受けた方から
「虫歯治療をしたはずなのに、また虫歯になってしまって……」
といったご相談をお受けすることが多いのですが、再発してしまうのはどうしてだと思いますか?
結論からお伝えすると、一般的に行われている虫歯治療は「虫歯の根本的な原因」にアプローチしていないからです。
そもそも虫歯とは、虫歯菌が原因で発症する感染症です。そのため、根本的な原因となっている「虫歯菌」へのアプローチが出来ていなければ、いくら歯を削ったとしてもまた直ぐに感染し、虫歯が再発してしまうのです。
本章では、当院が行っている再発のリスクから患者さんを守るための取り組みの一部をご紹介します。
ラバーダム防湿とは、治療する歯以外を覆いかぶせる薄いゴム製のシートの事を言います。
ラバーダム防湿を使用することで、口腔内の唾液に含まれる様々な細菌が治療部位に侵入し感染するのを防ぐことができるので、無菌的な状態で治療を行うことができます。
逆に言えば、ラバーダム防湿を使用しないで行う治療は、治療部位への細菌感染のリスクが高まり、再治療の原因ともなります。
「ZOO」とはラバーダム防湿と同じく、治療部位への細菌感染を防ぐ道具です。
具体的には、バキューム(お口の中の水を吸うもの)にこれをつなぎ、口腔内細菌などを含む唾液を吸い上げることで無菌状態を作り出し、感染のリスクから歯を守ることができる道具です。
また、「ZOO」は特殊な形をしており、患者さんはバネの部分を噛むことで、開けたままのお口の状態を負担なく維持することができます。
当院では、細菌に対して強い殺菌力を持つ「エピオス」という機能水を活用した殺菌治療を併用して行っています。
「エピオス」を使用することで、虫歯の根本的な原因となる口腔内の細菌を効果的に殺菌することができるため、再発のリスクを大幅に低下させることができます。
下の画像は特殊な顕微鏡で撮影した、エピオスを使う前と使った後の比較画像です。
使用後大幅に細菌が死滅していることが分かると思います。
~歯と被せ物等との間に「隙間」を生じさせないために~
ご自身の歯と被せ物等との間に「隙間」が生じていると、その隙間に虫歯菌・歯周病菌が入り込み、被せ物等の内部で進行してしまうので再治療になってしまう可能性が非常に高まります。
そうさせないために当院では、「精密虫歯治療」を実施し、再発防止に取り組んでいます。具体的には「マイクロスコープによる緊密な修復」や「精密な型取り」を実施しています。
本章の「②可能な限り『削らない』『抜かない』ための最新治療!」のコーナーでもご紹介しましたが、マイクロスコープとは視野を数十倍に拡大させる歯科用顕微鏡です。
このマイクロスコープを活用することにより、歯と被せ物等の間に気泡一つ生じさせない緊密な修復が可能になります。
「型取り」とは、その名の通り、お口の型を取ることです。
それをもとに詰め物・被せ物等を作製しますので、ここで正確に型取りができなければ、歯と被せ物等との間に隙間が生じてしまいます。
当院では、精密な型取りを実施するため、一般的に2種類ある印象材(型取りの際に使用する材料)の中で、より精密な型取りを可能にする「シリコン印象材」という材料を利用しています。
これにより適合の良い詰め物・被せ物が作製できます。
当院では、患者さんが抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。
どんなことでも構いませんので、私たちにお話ししていただけたらと思います。
ご興味がある方は下記からお問い合わせください。
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | 祝 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
午前:09:00 ~ 13:00 | ○ | ○ | ○ | - | ○ | △ | - | - |
午後:14:30 ~ 18:00 | ○ | ○ | ○ | - | ○ | - | - |
料金体系は料金表をご参照ください。